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第7回講座「労働組合の実践から、女性解放について討論しよう」


①「男女雇用機会均等法」とのたたかい
  ◎中曾根・新自由主義攻撃、国鉄分割民営化と一体の労組「女性部」つぶし
  ⇒派遣法、労基法改悪、介護保険法・・・・
  総非正規化、外注化・民営化・・・
  総評解散、連合結成・・4・9政治和解・・・
  ◎女子保護規定撤廃・・生理休暇、保育含む社会的再生産の問題

②奈良市従業員労働組合 セクハラ・パワハラ解雇とのたたかい

③草津病院労組、コロナ特別休暇要求のたたかい

要項

  • 2022年2月26日(土)
  • 講師:矢田三恵(広島連帯ユニオン)

  • 15時開場−15時半開始
  • 会 場 : 東区民文化センター・工作実習室
  • 参加費 : 年間会員以外 500円(学生・障害者割引あり)

第7回講座の会場が変更になりました

まん延等防止重点措置の関係で第7回講座の会場が変更となりました。
  • 第7回講座の新しい会場 → 東区民文化センター・工作実習室

  • 第7回講座 要項

    女性解放・人間解放(仮)

    • 講師:矢田三恵(広島連帯ユニオン)

    • 2月26日(土) 15時開場−15時半開始
    • 会 場 : 東区民文化センター・工作実習室
    • 参加費 : 年間会員以外 500円(学生・障害者割引あり)

    第6回講座に寄せられた感想

    Aさん

    労働現場からの貴重なお話が聴けてよかったです。正規職を減らして 非正規職を増やしていく、始業時間前に来なければ仕事が回らない という実態は、どの業種にもあるのでは、と思います。

    職場に団結をつくるためには、仕事をしっかりやることが大切だと 改めて認識しました。動労千葉は、仕事で楽をすることが労働運動 だとは考えていない。仕事をきちんとやらない労働者に本当の怒りは 出てこない、と資料に書かれているのを読んだことがあります。

    私も、動労千葉労働運動に出会わなかったら、自分の仕事への誇りも 持っていなかったと思います。社会を動かす労働者として仲間と団結し、 新自由主義を倒したいです。

    Bさん

    みんなから意見が出たように、日々働く中で実感した階級的労働運動(動労千葉 労働運動)の提起がものすごく学ぶところが多かった。

    わかっているようで、わかっていないテーマ「しっかり仕事をする」の内容が かなり深まった。合理化との闘いも、労働を労働者が支配する---労働者が社会の 主人公の誇りを持って労働組合で団結して「 ”しっかり仕事をする” 」日常的職場闘争 にすることで展望が開けると思えることができた。 (資本に合理化の矛盾をつきつけて責任をとらせる。)

    Cさん

    職場の仲間と団結することの難しさと重要さを動労千葉の闘いと、現場の闘い から卒直な形で提起されていたのは、とても大事なことだと思いました。

    大きくは事務系の職場でのとりくみとして言われていたことだと思うのですが、 大学における攻防にとてもよく似ていると思いました。「命に直結するわけじゃない」 などと合理化・切り捨ての対象にされているのは、課外活動やサークルが切り捨て られていることと同様でしたし、最近は大学の学生課(直接団交したりする相手ではあり ますが)自体が、マニュアル等もなく配置換えで総とっかえになり、全然仕事ができなく なっているのをひしひしと感じます。

    最近の交渉では当局がこちらに色々課外活動のあり方などに聞いてくるような状態です。 こうした状況に対してサークルの団結に基づいて、大学職員についての人員増などもこちらから 訴えながら闘っています。「しっかり仕事をする」というのは、学生・サークルにとって は「サークル員の命や生活を守る」ことだと思いますが、当局もよくそこを突いてきて、 「学生・サークル側には仲間に責任をとれないんだ」として攻撃してきます。 常日頃からの団結がこうした形で問われるということを考えながら闘っています。 新自由主義職場・大学のあり方は本当に一つになってきていると思います。連帯して 闘っていきたいと思います。

    また議論の中で出てきた、「しっかり仕事をする」からこそ、闘争課題もはっきり してくる、という内容は重要と思いました。

    続きはここから

    第5回講座に寄せられた感想

    Aさん

    理論で概念の学習だけでは正直ほとんど理解できないのですが、参加者の討論をとおして 考えると、わかることがたくさんあります。

    ”労働に服する” ことをめぐる問題意識。

    合理化が労働強化になっているという見方、

    賃上げ要求の是非や中身(”分配” ”内部留保”) etc...

    ”労働者が生きていくためにはカネが必要” という資本主義社会の現実があるから、毎日8 時間も9時間もはたらいても生活が安定しない、将来への不安がぬぐえないし、労働その ものが”生きるために仕方なくやるもの”になっています。そのことが”資本主義じゃな なったったら人間は怠ける” ”社会の衰退を防ぐために強権的支配になる” という誤った共産主義のイメージにつながっているのだと思います。

    ”カネがなければ生きられない”というおどしにふるえあがり、命を削って賃金奴隷にな るのが労働者のあるべき姿ではありません。

    資本主義であるかぎり、労働者同士も奪い合いをさせられます。資本主義を打倒するこ とが必要だとあらためて感じています。

    Bさん

    全3回シリーズの中で、一番わかりやすい回でした。

    「実質賃金が上がっても、労働者の社会的地位は低下する」という指摘は重要だと思いま した。賃金が上がっても物価が上がったり増税されると、労働者は豊かにならず、より多く労 働しなければなりません。

    日本が高度成長期だったときは、「会社あっての自分」と労働者が思わされ、「賃労働と 資本」の関係が見えにくくされていたと思います。 そして不況になると「会社がつぶれてもいいのか」と恫喝する資本。

    本当に資本と労働者は非和解です。

    3回の講座を通して、資本と労働者は非和解であること、労働条件の改善も闘いなしには 実現しないこと、労働組合は労働者階級全体の利益を考えなければならないこと、をつかめ たと思います。

    Cさん

    「労働者は、自分の生命と健康を無条件で売り渡したわけではない」(レジュメ7頁3行目)。 この一節は、非常に重い言葉であると思います。労働者は、本質的に責任感が強く、無理 をしてでも乗り切ろうとするものです。私自身も、目の前の貧困から逃れるために安易に ダブルワークに手を出したことが何回かありました。少しの無理は、その場を乗り切るこ とが出来ても、長期的にはダメージをもたらすことを実際に体験しました。

    具体的に言えば、睡眠時間の削減とリズムのズレです。驚くほど集中力が低下します。今と なっては昔話で済んでしまっていますが、労働組合運動を展開し、労働者を組織していく 立場として、これからは過重労働の問題について真剣に捉え返していきたいと思いす。

    討論の中で出た「労働には ”服する” という概念があるのではないか」という意見。これに ついては、私も無意識に職場の空間において陥っている感覚があります。最も重要なのは、 私たち(労働者階級)は紛れもなく資本主義社会の中で生きていることです。資本主義社会 における労働のイメージが、正に「服する」ものであることの当然の帰結です。だからこ そ、労働者の展望する社会と、それをつくっていく労働者自身の力に全てをかけきりたい です。

    続きはここから

    『賃金・価格・利潤』のレジュメを製本しました

    3回連続講座として行なわれた「マルクス『賃金・価格・利潤』」の高橋専任講師の渾身の3回分のレジュメと資料を一冊のパンフレットとして製本しました。 階級的労働運動のマルクス主義の基本理論として、労働組合活動家に必須のパンフレットです。
    • 頒価 … 300円
    • 購入希望者は事務局まで

    第6回講座 「動労千葉労働運動から学ぶ」を行いました

    自治体労働者と非正規職労働者から、それぞれの現場での問題意識、苦闘を通して動労千葉労働運動が提起されました。提起の後、参加者からの活発な論議が行われ、動労千葉労働運動の実践へ向けた講座となりました。

    第6回講座のレジュメが出来ました

    動労千葉労働運動から学ぶ

    労働現場(自治体・非正規職労働者)からの報告と討議



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