Aさん
- 「賃金闘争はすべきではい」とか「労働組合」を否定するウェ ストンを今現在ナンセンスと一言で言うのはたやすい。
- しかし、上記の様な思想、考え方がまじめに語られ、通用している状況の中、これ を分析し、批判しぬくことによって、労働者の解放論を作っていったマルクス−マルクス 主義に改めて感動した。
- 科学的解明ー個人的にはにがてな側面で、ずっとにげてきたよう思うが、反省!!
Bさん
色々難しい単語も多くて分りにくいこともありますが、労働者には闘う権利などない、 言いなりでいることが、最善(資本家にとって)とする資本主義の上に今の社会はあり、闘 争や変革していくことで勝ち取るということ自体を否定してきたのだというのは、認識し ないといけないと思いました。
Cさん
『賃金・価格・利潤』の前半、ウェストンの「生産物の額は固定」「賃金の額は固定」と いう前提は、討論でも言われていた通り、現在では考えがたいものでなかなかギロン難し いところと、いぜんから思っていました。
今回の講座を受けて、ウェストンが制度改革論者であるというところが重要だと思いまし た。現在でも、労働問題を政策問題として議会主義へと回収するあり方はよくみられると ころであるし、個別的な職場闘争が果たして効果をもつのか(関生の生コン業界全体をまき こんでの闘いはこうした闘いに基づく)、個々の労働者の闘いをどうまとめあげるのか、と いう問題は、こうした制度改革論との対決はさけられないことだと思うからです。
今回、そしておそらく次回は価値論の問題の内容になるかとは思いますが、こうした制度 改革論との対決として『賃金・価格・利潤』を読みかえしていきたいと思います。