9月25日(土)に第4回講座として マルクス『賃金・価格・利潤』全3回の第2回目の講座を行いました。 第1回の「マルクスのウェストン批判=賃金闘争否定論・労働組合有害論」に続いて今回は、資本主義の経済法則の科学的解明の核心点(賃労働と資本の基本関係=賃金労働者と資本〔家〕の非和解的敵対関係)について学びました。その中心軸は、労働者が生み出す剰余価値を資本家が何の対価も支払わずに手に入れる基本的な仕組み(階級的搾取関係)と、その「真実の関係」である階級的搾取関係を覆い隠す形態が賃金という形態だということ。次回のテーマでもある、「賃金闘争=経済闘争と労働組合は労働者階級の全面解放のテコとなる」ということを基礎づける資本主義の経済的土台の基本を学ぶ講座となりました。